2015年5月31日日曜日

2014年度決算資料からみる人事施策調査(SI編-その1)

IT人材不足が叫ばれる中、大手SIerは人事施策をどうアピールしていくのかが気になった。
そこで、決算短信・決算説明会資料をもとに、開示状況を整理しみてた。

調査概要は下記のとおり
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<対象企業>
  1. NTTデータ
  2. NRI
  3. CTC
  4. SCSK
  5. NSSOL
  6. ISID

<調査資料>
  1. 決算短信
  2. 決算説明会資料

<調査方法>
上記資料より、人事施策に関する記述を抜粋
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結果は下記のとおり

















全体的に記載は少なく、差別化できる要素も少ない印象。
とはいえ、資料の性質としては仕方がないのか。採用関係の資料でもないので…。


<所感>
6社中3社はグローバル対応が急務となっている模様。
特に金融・産業案件が中心としている企業に多い印象。
ただ、グローバル人材育成よいうよりも、海外展開のための教育といった形か。

働き方の充実は、ISIDが特出して多かった。
労働状況の改善に取り組んでいるものの、実態は大変だという噂は少し耳にしているが、何もしないよりは良いのかもしれない。
CTCは伊藤忠の朝方勤務が子会社まで及んでいる模様。


今後はSI以外の企業もみていきたい。

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